tally_marks.jpg


日本では、数を数える時に「正」の字を使いますね。

中国や韓国でも同じカウントの仕方をするようです。

ところがヨーロッパや英語圏の国では、

上のスラッシュのような記号で数えていきます。

/ が 1

// が 2

/// が 3

というように。

 

見たことがあるかも知れませんが、

これは ”Tally Marks”(タリーマーク) といって、

世界的にはこちらのやり方がスタンダードになっています。

「正」の字も、タリーマークも、

5つ(5まで)を一塊で数えるところは同じで、

なぜだか分かりませんが、

人間同じようなことを考えるのだなと思うと、面白いですね。

私は、これを知ってからは、

何かを集計したりする時には、

タリーマークを使うようになりました。

気のせいかも知れませんが、

書く時間が、正の字より速く書けるような気がします。

小集団活動やQCサークルで使っている方も多いと思いますが、

タリーマークは、結構おすすめです。

 

例えば、下図のようにチェックシートなんかで使います。

tally_marks_check.jpg

 

この図は、小集団活動でテーマを1件完結する時に、

どの手法をどれだけ使ったかをカウントした例ですが、

アンケートの集計などにも使えるので、便利ですね。

あ、最近はEXCELで勝手に集計してくれるか・・・

でも紙で取ったデータには、割と使えると思います。

ぜひ使ってみてください。