
オミクロン株の猛威が凄いですね。
またまた緊急事態宣言が出そうな雰囲気で、
何となく気持ちもドンヨリしてしまいます。
そんなことで、今回はやる気が少しでもでるよう、
過去の資料なんかを参考に、「目標」について考えていきます。
1月のこの時期なので、今年一年の目標を立てている方も多いと思いますので、
参考にされてください。
まず、目標とは何か?
目標とは、
「ある一定期間、努力を継続し、行動を通して達成・解決する具体的なもの」
ということができます。
目標達成には、努力や挑戦が不可欠なので、
まずはやる気の出る目標について見ていきます。
やる気の出る目標
やる気というのは厄介なもので、
ちょっと出てきたかと思ったら、またすぐ無くなってしまったり、
はたまた、次の日にまたやる気が出てきたり、
と捉えどころのない困ったものです。
人間の心は移り変わりやすいので仕方ないのですが、
まずは、目標を立てる際に、「やる気」が出てくる目標でないと、
間違いなく途中で面倒くさくなってしまい、中倒れしてしまいます。
では、やる気の出る目標とはどんな目標でしょうか。
①自発的・自主的に決める
これは、第一の前提です。人間は、自発的に決めた目標でないと、
やる気が出ません。
自分で決めたいという心を誰もが持っているからなのかも知れませんが、
この前提は、目標を決める時に最も大事なことといえます。
②努力の対象が具体的であること
目標というからには、
チャレンジしなければ、達成したり解決したりしないでしょう。
その時に「何に努力をすれば良いのか」という努力の対象が具体的でないと、
何をしたら良いのか分からなくなってしまい、やる気が出ません。
③努力する価値のあるもの
努力した先にどんな良いことがあるのかを、イメージすることが大切です。
「夢を語れ」と昔の人はよく言いましたが、
目標に挑戦し、それを達成した暁には、こんな良いことが待っているぞ!
という目標の価値をイメージしましょう。
④努力すれば達成可能なもの
目標には、自分が理想とする状態があり、
それに向かって突き進むわけですから、努力が必要になります。
そして、今の自分の力を見定めて、
努力すれば、必ずここまで行けると思えるかどうかが大切です。
自分の力量で努力すれば、なんとか達成できそうかを考えてみてください。
⑤ある一定期間努力を継続する必要のあるもの
自分が決めた目標に届くためには、
継続性が必要です。「継続は力なり」ですね。
余裕であっという間に達成してしまう目標は、
あまり成長が見込めません。
というか、目標とは言えないかも知れませんね。
まあ、一口に目標と言っても、立てるのは結構難しかったりします。
これから目標を立てたいという方の参考になれば幸いです。
やる気の生まれない目標
では次に、やる気の出ない目標について見ていきます。
まあ、全部やる気の出る方の逆のことなんですが、
逆から見た方が分かりやすい場合もあるので、
押さえていきましょう。
①すぐ達成するもの
やる気の出る方の⑤の逆ですね。
すぐ達成できてしまう目標だと、面白みがあまり無いので、
やる気というか取り組むエネルギーは出てこないと思います。
②努力する価値がない(と思っている)もの
やる気の出る③の逆です。
目標をいったん立ててみたとしても、
こんなことやっても意味ないよ、とか
こんなのやる価値ないでしょ、とか
役に立たないでしょ、とか
心の中で思っている目標は、やる気が出ません。
まあ、当たり前ですね。
③達成不可能なもの
やる気の出る④の逆です。
いくら努力したところで、達成が不可能ではやる気が出ません。
やっても達成できないならやる意味ないですからね。
やればできるという所が肝心です。
④抽象的なもの
やる気の出る②の逆です。
何に向かって努力したらよいのか、
あまりにも抽象的な目標だと、やる気は出ません。
何していいのか分かりませんから当然です。
⑤一方的に押しつけられたもの
やる気が出る①の逆ですね。
他人から勝手に押し付けられて、やる気が出る目標になるはずがないです。
仮に他者が発案者だとしても、
自分が主体的になれないものはダメですね。
特に、上司は部下の目標設定する時には注意しないといけません。
やる気の出る、出ない目標で、それぞれ5つ出てきましたが、
要するに、出るも出ないも、表裏一体ということですね。
私の今年の目標は・・・
内緒にしておきます。
早くパンデミックが終わりますように。