座学研修との違い

クロス・フィールド・プログラム(以下CF)は、講義や討議・実習による論理的アプローチによる教育=「理入方式」と、野外行動学習による体験的アプローチ=「行入方式」を組み合わせた総合的な教育プログラムです。
リーダーシップやコミュニケーション、フォロワーシップ、また、信頼関係や仲間づくりなど、人間にアプローチする技術を開発するためには、一般的な「座学」のみの教育では限界があります。「知った、分かった」で終わってしまう可能性があるからです。
そのため、CF研修は、頭で理解することに加えて、行動体験をプラスし、通常の座学研修とは違った「気づき」の深さを提供します。
自分自身が「知っていること」「わかっていること」「できること」がより鮮明になる為、今後の自己啓発目標(成長の種)がはっきりします。


マネジメントプロセスの演習

クロス・フィールド(CF)は、4~6人のグループに分かれて、山野に予め設定された目標ポイント(課題)を、限られた用具と情報を活用して探索し、時間内にどれだけ高い得点(成果)をあげられるかを競い合う、競技性を加味した野外行動学習です。
その結果から自身の行動プロセスをふり返り、気づきを得て、次の行動を考えるための研修プログラムです。

プログラムにはさまざまな「しかけ」が施されており、緻密な計画と大胆な行動、PDS(PDCA)をしっかり回すこと、チームワークの発揮や状況変化への対応がうまくできないと、課題をクリアできず、高い成果を上げることができません。
CFはいわばチームによるマネジメントプロセスを体験的に学ぶ研修であり、チームでどれだけ質のよい仕事(QCD)ができるかが問われるチームマネジメントの体感型学習です。

本プログラムは1979年にブレーン・ダイナミックスが開発し、企業ごとの対象・目的に合わせて内容をアレンジして実施しています。

 

 

 

 

 


目標挑戦とRICA連鎖

CFプログラムは、グループによる「目標挑戦活動」を忠実に再現しています。結果不確定な挑戦性のある目標を自分達で設定し、自ら挑戦する過程において、グループ活性化の重要な要素であるRICA連鎖のサイクルを身体で感じ取り、グループがどのようにすれば活性化するのかを学び取ります。RICA連鎖とは、「Relationship(仲間・信頼づくり)」「Involvement(巻き込み)」「Commitment(納得、受け入れ、献身)」「Action(行動する)」の頭文字です。このRICA連鎖の働きをプログラムの中で身をもって体感し、どのようにすればグループが活性化するのかを理解できます。これは、座学で理解するのは難しく、一緒に行動を共にするからこそわかる行動学習ならではの利点です。

 

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状況判断力と変化への対応力の養成

CFプログラムでは、目標ポイントの探査という目的行動を通じて、情報収集、的確かつ迅速な分析、判断(=デジタル思考)をベースに、あらかじめ仕組まれた唐突な目標変更指示、環境の変化、情報の変化等に柔軟に対応できる能力(=アナログ思考)を養成することを意図しています。これらの体験を通じて、一人ひとりの「考動力」を養います。

 

Digital+Analog
「考動力」

 


他の行動学習との違い


 

  オリエンテーリング ウォークラリー クロス・フィールド

開発目的

青少年のためのスポーツとして考案されたもので、自然の山野・林などのコースで地図とコンパスを使用して数個の正解地点(ポスト)を経て、早く目的地に到着することを競う競技

CARラリーにヒントを得て、野外ゲーム、スポーツとして開発されたプログラムで地図とコンパスを活用し、目的地までのコースを正確に完遂しながら各々のポスト毎に問題解決課題が与えられる

企業人育成のために開発。職場活動を野外体験学習を通じて理解させる。野外に数多く設置された目標の中から限られた時間内により多くの目標ポイントを自主的に挑戦設定し、正解ポイントを発見し、得点を挙げる。対象者の職位、教育目的に合わせた多様なポイント設定が可能

参加対象 個人 個人・ペア チーム
目標障害物 無し 無し 有り

 

 


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