梅雨があっという間に終わってしまって、

いきなり猛暑到来で、まだ体が暑さに慣れていないのか、バテやすくなってます。

さて、先日都内某所にて、小集団活動の研修のサポートをしてきました。

 

普段小集団活動の研修は講師が1人で実施するため、

あまり参加することはないのですが、

久しぶりに「特性要因図」の作成シーンを見てきましたので、

今回は特性要因図の話題にしたいと思います。

 

特性要因図とは

「特性要因図」は、QC7つ道具の中でもとても有名なので、

今更説明する必要はないのかも知れませんが、

一応おさらいしてみます。

「特性要因図」とは、石川馨先生が発明した手法で、

「Ishikawa Diagram」とか、その形から「フィッシュボーン」なんて呼ばれています。

どんな手法なのかというと、

主には、原因を突き止めるために用いられることが多い手法です。

 

結果(特性)に対して、原因(結果)がどのように関係しているかを、

分かりやすく整理して、適切な解決策を見い出すように作成していきます。

 

実際には、下図のように展開して作ります。

 

fishborn_sample.PNG

 

図の通り、右側に「特性(結果)」を持ってきます。

真ん中の太い矢印を「背骨」といいます。

背骨に向かっている、5つの矢線を「大骨」といいます。

大骨に向かっている矢線を「中骨」、その後「小骨」「孫骨」と続いていきます。

この骨で何をやっているのかというと、

結果(特性)ー原因の関係を、論理的に整理しているのです。

つまり、言い方を変えると「なぜなぜ分析」を自動的にやってくれる手法が、

特性要因図とも言えます。

 

特徴としては「小骨」「孫骨」あたりまで行くと核心原因(真の原因)に至り、

問題解決の対策案が見えてきます。

キチンと論理展開できれば、どのような対策を打てばよいのかもわかり、

半分は問題解決に至ったと言えるでしょう。

 

特性要因図の展開の仕方

特性要因図を作る際に、

展開の仕方というか、展開の種類があります。

一つは「大骨展開法」と言います。

「大骨展開法」は、先に出てきた「大骨」を、

いわゆる4Mなどに決めてしまい、その切り口で展開していく方法です。

もう一つは「小骨集約法」です。

小骨集約法では、大骨は特に決めずに、みんなで原因を出し合って、

その中から、小さい要因や大きい要因を決めて展開していくやり方です。

どちらの方法もやり方次第ですが、

小骨集約法の方が、あまり大骨を決めつけないで実施できるので、

筆者は好みです。

小骨集約法に近い手法として、新QC手法には「連関図」があります。

連関図も特性要因図も、用途としてはほぼ同じなので、

やり易い方で実施したら良いでしょう。

ということで、実際の研修では、こんな風になりました。

fishborn.jpg

やっぱりメンバーで意見を出し合って、

それをまとめて、という過程は大切ですね。

「色んな人の意見が聞けて良かった」という声が多かったです。

では、熱中症に注意して、

実際の職場での小集団活動もがんばってください!