猛暑お見舞い申し上げます。
毎日この暑さだと、バテてしまいますね。
昨今、IoTやAIの進化がどんどん進んでいっていますが、
そうなると、社会がどんどん変わっていって、
society 5.0 があっという間にやってきそうです。
あらゆる物事が共有され、AIと共存する社会。
人間が生きていくための方法や、
これまで正しいと思われてきた既成概念も、
いろいろと変わってきそうな感じがしますね。
以前はロボットには出来ないと考えられていた「創造すること」も、
もはや夢ではなくなってきているのではと思います。
なので、AIに負けないように、人間ならではの(と言われていた)
「連想」について取り上げてみたいと思います。
連想とは
そもそも「連想」って何でしょうか?
人間の頭(脳)って面白いもので、
何かの刺激を受けると、
その刺激と関連した事柄を思い浮かべるようにできています。
このことを「連想」といいます。
そして、アイデアが出てくるときには、
その出方に一定の決まりがあり、
これをまとめたものを「連想の法則」といいます。
類似連想の法則
類似連想の法則とは、
ある刺激が与えられたり、
ある境遇におかれると、
その刺激または境遇に類似した過去を思い出すことをいいます。
例えば、飛行機→ロケット、牛→馬、コーヒー→紅茶、
などといった類似したものの連想をいいます。
反対連想の法則
反対連想の法則とは、
それと相反した過去の経験を思い出すことをいいます。
例えば、天→地、山→海、火→水、凸→凹、上→下、戦争→平和、
北極→南極、昼→夜、天国→地獄、寒い→暑い、
などといった反対のものの連想をいいます。
接近連想の法則
接近連想の法則とは、
それと時間的、または空間的につながっている過去の経験を
思い出すことをいいます。
例えば、タバコ→灰皿、机→椅子、梅→うぐいす、雪→スキー、
などといった対になっているものの連想をいいます。
また、火災→消防車、といった
原因と結果になっているものは因果連想ともいいます。
今までは、人間だけができると思われてきましたが、
AIの登場によって、それが間違った理屈になる日がくるやもしれません。
なので、今のうちにたくさん「連想」して、
来るべき時代に備えて、
頭を柔らかくしておくことも大切な気がします。