かつて、ヴォーゲル教授が「ジャパン アズ ナンバーワン」と表現したように、
日本製品やサービスの品質は戦後に急激に高まり、
世界でも注目されました。
中でも品質管理は、日本のお家芸ともいえ、
今日の日本品質は、企業がこぞってQC(Quality Control)に取り組んだ結果ともいえましょう。
今回は、その品質管理を進めるのではなく、
「乱す」「乱してしまう」ことがらについて、
10か条で取り上げてみます。
そのまま鵜呑みにしてしまっては「乱す」ほうに行ってしまいますので、
要注意です。
1条 作業標準は守らないこと
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2条 アクションはとらないこと
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3条 4Sはやらないこと
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4条 教育や訓練はサボること
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5条 現状に問題がないと思い込むこと
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6条 仲間には協力しないこと
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7条 うまく逃げ口上を言うこと
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8条 管理はツマラナイと思うこと
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9条 フールプルーフ化はやらないこと
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10条 QC手法は勉強しないこと
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とまあ一通り「品質管理を乱す」悪魔のささやきでしたが、
ほんとうにこの10か条を、
そのまま会社でやってしまったら大変なことになってしまいますね・・・
皆さん、これの逆をしっかり考えて、
仕事・製品・サービスの品質を高めていってください。