皆さんも仕事で会議がたくさんあると思いますが、
会議の司会進行って、簡単そうでとても難しいですよね~。
筆者もあまり得意ではありません。
意見を求めても発言してくれないし、
話の趣旨を理解していない人もいるし、
事前に資料を渡しても読んでこないし、
勝手に仕切っちゃう人もいるし、
隣同士ひそひそ話ている人もいるし、
結局われわれは何が話し合いたかったんだ?
となって結論が出ないことも多いです。
なぜ会議の進行が難しいのか
ではなぜ会議の進行が難しいのか?
これは、ズバリ、「会議の進め方を習っていないから」
なんですよね。
だって、学校では教えてくれなかったし、
会社の上司だって、先輩のやり方を見様見真似でやってきたわけだし、
後輩に教えるのも難しいですよね。
つまり、会議をハンドリングするスキルが無いまま、
司会役をやらされたりしているんですよ。
これは、運転免許が無いまま、車を運転しているようなもの(違法ですけど)で、
上手くいくはずがないですよね。
進行が得意で上手い人は、もともと資質があるから良いのですが、
上手くない人や苦手な人は、会議の進行はとても大変です。
会議進行のスキルは身につけられる
そこで、近年注目されてきたのが、
ファシリテーションスキルです。
もともとアメリカで生まれている考え方やスキルで、
アメリカでは、職業としてのファシリテーターという人がいるらしいですが、
日本でも最近は教育研修のテーマとしてブームになっています。
当社も、職場リーダーやQCサークルリーダー向けに講習会を実施しており、
事務局として何度か見学させてもらいましたが、
まさに目から鱗のことばかりでした。
例えば、会議をダメにする人への対処法の部分なんか、
「なるほど~わかるわかる」という感じです。
今までは、
会議で人を動かすスキルは学ぶ機会がなかったので、
大変勉強になりました。
例えば、話す時の間の取り方や、
立ち位置や席の配置一つでも
グループダイナミックスが変わるんですよね。
それもファシリテーターのスキルの一部なんです。
皆さんも、会議進行の際には、
ちょっと自分の立ち位置を変えてみたり、座席の配置を変えたりして、
会議が活発になるよう工夫しましょう。