長い長い新入社員研修のシーズンがようやく終わりました。

今年は、対面も増えて、東海や関西などの集合教育の運営もやってきました。

新人さんのフレッシュなエネルギーに元気をもらいましたね。

さてさて、世の中には、いろいろな学習の方法がありますが、

コロナで、研修スタイルもいろいろと変わる中、

昨今は、マイクロラーニングという学習のやり方もちらほら耳にします。

マイクロラーニングとは何かというと、

短時間(5分~15分程度)で、

ITツール(スマホやタブレット、PC等)を使って、

Eラーニングなどのコンテンツを利用して学習する方法です。

この学習方法のメリットや特徴なんかは、

他のサイトでもたくさん記事が載っていますので、

興味がある方は検索すれば山ほど出てきますよ。

 

私個人としては、大分前ですが、Googleのデジタルワークショップという

マーケティング関係の教育を、自己啓発的に受講したことがあり、

これはまさに、今思うとマイクロラーニングだったんだなと思った次第です。

このデジタル講座を受講していた時に、個人的に特に良かったと思ったところは、

①気軽に学習できる。

②時間がある時に実施すれば良い。

③くり返し学習できる。

この3点は素晴らしい学習方法だなと思いました。

 

①気軽に学習できるというのは、いわゆる短い動画のコンテンツを、

自分で進捗管理しながら

自分のペースで進行できるので、ストレスもあまりなく、

次を知りたいという意欲も高まっていった気がします。

 

②時間がある時に実施すれば良いというのは、仕事やプライベートの合間を縫って、

要はヒマな時間を活用して学習できるので、

自分の好きな時に勉強すればよかったのが、

最後まで取り組めた一つの理由かも知れません。

 

③くり返し学習できるというのは、コンテンツが動画だったので、

分からない所や分かりにくいところなどは、いったんネットを調べたりした後で、

もう一度動画を視聴することで、「ああなるほど、そういうことか」

という理解が得られたのが良かったです。

 

マイクロラーニングをどうやって使うか(活用法)

マイクロラーニングは一つの学習のやり方ですが、

一番肝心なのは、どのように活用するかということだと思います。

一概には言えなので恐らくなんですが、

何を勉強するのか?というのが一番大切で、

例えば仕事や職場に役立つような分野で、

特に自分の興味のある内容を、自ら選択することが大事ではないかと思います。

そこは自己啓発と一緒ですね。

 

また、コンテンツの内容としては、難しすぎると途中で挫折しそうでダメだし、

ほとんど全部知っているという内容だと、やる気が高まらないのでダメだし、

自身のその分野についての知識やノウハウがどのくらいあるのかを分かった上で、

最適なレベルのコンテンツを発見して学習するのが、

一番効果が高いような気がしますね。

何か自分の学びの意欲が高まった時には、

マイクロラーニングを探してみるのも良いかと思います。

 

ところで、最近はメタバースなども間近に迫っていて、

その内にメタバース空間内での研修なんてのもできるちゃうんだろうなぁと。

と思いつつも、実は今回新入社員研修の運営で、

改めて対面研修の良さも実感したわけですが。

とにかく、教育のやり方やあり方なんかも、

今後さらにどんどん進化していくだろうと思うので、

新人さんのパワーに負けないよう、

日々精進しようと思った今日この頃です。

あ、そうそう、当社も少しずつEラーニングのコンテンツを制作していっています。

どんな内容がお役に立てるのか模索しながらですが、

どこかの機会で提供できればいいなと思っています。

 

では、そろそろコロナも下火になってくれて、

旅行でもいけると良いなぁと思いながら、今回は終わります。