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皆さま、新年あけましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

今年はオリンピック開催もあり、面白い一年になりそうです。

 

さて、年のはじめに、「小集団活動やQCサークル」がなぜ必要なのかを、

今更ながら、あらためて考えてみます。

そもそも、仕事をやるにしても、何をやるにしても、

「なぜこれをやるのか?」「なぜこれは必要なのか?」を明確にするのは、

とても大事なことですよね。

 

では、企業がなぜ小集団活動やQCサークルをやっているかというと、

よく返ってくる答えとしては、

品質向上とか、業務の効率化とか、業務改善の促進とか、業績への寄与など

いろいろと目的が出てきますが、

私が事務局さんのお話から一番多く聞くのは、

何といっても「人を育てる」「社員の能力向上」という答えが一番多いです。

それだけ、人材育成に活動が役立っているということだと思っています。

もちろん、形骸化したり、マンネリ化したりという話も聞きますが、

そいういう時期があっても、なお続けている企業は、

トップの理解もあり、様々な効果を感じているからでしょう。

 

ボトムアップの必要性

小集団活動の重要な要素として、「ボトムアップ」というキーワードがあります。

そして、その「ボトムアップの機能」を発揮するための仕組みとして、

小集団活動やQCサークルがあります。

以前、ある企業の幹部の方の会議に参加した時に、

「小集団の必要性」についての議論があり、

「やったほうがよい派」

「やらなくてもいいんじゃないか派」で議論が白熱していました。

しかし、ある人が「ではボトムアップの機能は要りませんか?」と質問が出たところ、

その場にいる全員が「必要」という声でした。

続けて、「では、どのようにボトムアップ機能を発揮させますか」という問いに、

皆さん、「うーん」とうなってしまい、

最終的に「やはり小集団しかないのではないか?」という結論が導き出されました。

このやり取りを大変興味深く拝見していましたが、

参加されていた幹部の方は、

やはりどなたも「ボトムアップ」が会社に必要なことは十分認識していて

だからそのための手段として小集団をやっているということになったのです。

つまり、これは社長を含めて、管理者(上司)

「なかなか気づかない」「分かっていても手が回らない」問題が、

職場や第一線の仕事の中にあり、

それを改善する手段として、

小集団以外に他に有効なやり方があまり見つからない、

というのが、実際なのだと感じました。

 

ノウハウが蓄積されていて、誰でも学べばできる

小集団活動やQCサークルは、歴史の長い活動です。

そのため、時代に合わせていろいろなやり方や推進方法が変わっていきました。

しかし、「なぜやるのか?」という視点で考え直すと、

歴史が長いがゆえに、ノウハウや知識が企業の中にも、専門の指導機関の中にも、

ある程度蓄積されているという事が大きな要素ではないかと思います。

つまり、勉強しようと思えば、いろいろな知識やノウハウが既に存在しており、

しかも、勉強すれば誰でもある一定のゴール(結果)を出せるようになっている

先達の方々が、膨大なナレッジベースをわれわれに残してくれている。

このような仕組みは、あまり他に無いような気がします。

したがって、やればできる!を

実際に企業活動にもっとも取り入れやすいのが、

小集団活動の意義なのかも知れませんね。

 

今年も楽しい一年になりますよう、今日はこの辺で終わりにいたします。