ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(受容)が、
経営に取り入れられはじめたのは、2000年代です。
年齢や性別、人種や価値観、性格や嗜好など、
「異」を受け入れ、
お互いに認め合い、生かしていくことで、
新たなイノベーションを生んだり、
企業文化や新しい風土を作ったりと、
より良い社会の発展に、今では欠かせない考え方だと思います。
私が多様性の本質を最初に感じたのは、
仕事で訪問したシンガポールでした。
シンガポールは、華僑をはじめ、インド人、アラブ人、白人など、
さまざまな人種が暮らす小さな他民族国家です。
それぞれが、お互いを尊重して楽しそうに暮らしています。
それまでは、海外や外国というものを、
頭で理解したつもりになっていただけで、
つまり単にイメージとして知っているだけで、
日本から出ないと、実際には分からない事が世界には多い、
とその時に感じました。
昔のジョン万次郎ではありませんが、
海外に出た経験が、自分の価値観を大きく変えてくれたと思っています。
行く事で何が起こるかというと、
海外を本当に知れたという自信のようなものが生まれるんです。
これは不思議な感覚で、たくさんの国に行く事で、
キャパが広がって、
ものごとを、ある程度まで俯瞰的に見ることができるようになります。
その後、タイ、マレーシア、ベトナム、台湾、上海、広州、香港、韓国など、
色々なアジアの国を訪問しました。(仕事とプライベート両方)
いつか、ヨーロッパやアメリカにもトライしてみたいですね。
現代はインターネットで世界中の情報が手に入りますが、
自分が体験するのとテレビやネットで見るのとは大違いでした。
何でも体験してみることが自分の視野を広げるのは真理で、
体験に勝る学習無しです。
という訳で、今年はシンガポール研修を復活させます!
コロナで3年ブランクが空いたので、
下見も行って、キチンと準備して、
参加してただく方により実りのある海外研修になるよう、
企画を進めています。
テーマも「ダイバーシティ&インクルージョン」
多様性を感じに、シンガポールに行きましょう!
きっと世界の見方が変わります。
そしてそして、チキンライスと肉骨茶が待ち遠しい。