心理学におもしろい「ブーバキキ効果」というのがあります。
上のギザギザの図形と、丸みのある図形のどちらかが「キキ」でどちらかが「ブーバ」だとします。
あなたならどちらがキキで、どちらがブーバと答えますか?
自分の答えが出たら記事の下を見てください。
実験では、被験者にどちらの図形がキキで、どちらがブーバかを聞いた所、
98%の大多数の人が、丸みのある曲線がブーバで、ギザギザの図形がキキだと答えました。
これは、母国語も関係なく、大人と子供でも変わらないそうです。
皆さんの答えもそうなりましたでしょうか。
これは、言語音と図形の視覚的印象との連想において、一般的に見られる効果のようです。
話はちょっと変わりますが、
ジェスチャーを含めたノンバーバルランゲージも、
これと似たようなものを含んでいるかも知れないなと思います。
例えば、万国共通の「笑顔」は、
相手に対して、フレンドリーで友好的な印象を与えることができたり、
楽しい気分や、おかしみ等を表したりで、好印象や面白さを表現できます。
フランスの哲学者、ベルグソンも「笑いは人間特有のもの」と言ってましたね。
つまり何が言いたいかというと、
今年は久しぶりに当社も海外研修を復活させるのですが、
海外では、たとえ言語は通じなくても、笑顔も含めたジェスチャーで、
何となく通じてしまうということが体験できます。
だから、ブーバキキ効果と同じように、
笑顔(フレンドリー)で相手と接すれば、
あとはまあどうにかなってしまうということが言いたかったことです。
恐れるなかれ、みんな同じ人間だ。ということです。
私自身は一応多少は英会話ができますが、難しいことになるとほぼ笑ってごまかして、
現地の人とコミュニケーションを取るようにしています。
何の話かよく分からなくなってきました(笑)
楽しみではありますが、
またシンガポールの暑い日を過ごすことになりそうです。
日本も負けないぐらい暑い日が続いていますが、間もなくお盆休みですね。
みなさまもご自愛の上お過ごしください。