知っている人は復習できて、知らない人には役に立つ、
「知って、得する ! 小集団活動用語集」その⑦、ナ行とハ行です。
「な」行・「は」行
問題を引き起こした要因を『なぜ』を繰り返すことで、真の原因に到達する分析方法。
業務に必要な知識や技能を身につけること。小集団活動では、問題発見力や問題解決力、リーダーシップなどが身につくといわれている。
飲み会+コミュニケーションの意味の造語。飲み会がコミュニケーションを深める一つの場になり得ると解釈したほうがいい。飲み会をやればコミュニケーションが活発になり人間関係を良くできると勘違いしている人もいるが、こういう人が上司だと部下も大変であるが、たまには気分も変えて軽く一杯、というのは職場生活を円滑にするのに有効である。
小集団活動においては、改善した成果を発表する場。また他グループの改善を見て勉強する場。
小集団活動のステップのひとつ。解決した問題が二度と元に戻らないよう、歯止めをかけてルール化・標準化する手順。「管理の定着化」とも言う。
小集団活動のステップのひとつ。活動全体をふり返り、残された問題の処置や、今後の心意気などを表す。
QC 手法(Q7)のひとつ。データを項目別に分類して、度数の大きい順に並べることにより、最も重要な問題は何か、重点を置くべきところはどこかを明瞭に示し、どこに処置をとるべきかを正確に判断するための手法。
各人の意見や考えを口頭でなく、記入してカード化したもの。手法展開によく用いられる。
Plan( 計画)Do( 実施)Check( 確認)Action(Act)(処置)の略語。管理のサイクルといわれ、仕事の進め方の手順として広く普及している。
Plan(計画する)Do(実行する)See(評価する)の略語。マネジメントサイクルといわれ、マネジメントの定石として定着している。
標準化は大きく分けて二つのねらいがある。一つは製品の出来栄え(品質)が人によって、あるいは日付によってバラバラでは困るので、寸法とか性能を一定の範囲内に数値的に規定しようというものである。もう一つは、そういった揃いのものを生産するためには、やはり作り方を統一しなければならないので、技術標準・作業標準・検査標準などを決めておこうという考え方である。
QC 手法(Q7)のひとつ。データがどんな値を中心に、どんなバラツキ方をしているのかを一目で分かるようにし、異常の有無、その可能性をチェックするのに用いられる。
人間が起こすミスや間違いのこと。人間は錯覚や思い込み、状態が日々違うため、「まさか」ではなく「もしも」の考え方を持ってコトに当たる方がよい。
品物やサービスが、使用目的を満たしているかどうかを決定するための、評価の対象となる固有の性質・性能の全体のこと。
次回はハ行の続きです!お楽しみに!