知っている人は復習できて、知らない人には役に立つ、
「知って、得する ! 小集団活動用語集」その⑥、タ行です。
「た」行
小集団活動のステップのひとつ。問題を解決するための対策を立案する。
小集団活動のステップのひとつ。対策立案で決められた対策を実行に移す。
会合運営をスムーズにするためにタタキ台を提示することがある。タタキ台はたたかれて初めて意味がある。作る時に60 点レベルの原案をわざと崩して、30 ~ 40 点にする。すると、みんなが、「ああだこうだ」とたたいてくれる。それで十分である。
データをいくつかの項目に分類して、項目ごとに事柄の出現度数をチェックし、調査や記録に役立てるのに用いる手法。
トータルクオリティコントロールの略語。全社的品質管理とも呼ばれ3つの柱から成り立っている。その①方針管理であり、トップ方針の策定からそれを順次下位へ展開して、各級部門の方針や実施事項を作成、実施させていく一連の活動であり、当然トップダウンで行われる。その②品質保証(QA)活動であり、消費者の要求に合った品質を保証するために企業として行うべきあらゆる活動をいう。もちろんこれもトップダウンである。その③ QC サークル活動であり、これは衆知のとおりボトムアップで自主管理活動である。従って、QC サークル活動はTQCの一環である。
トータルクオリティマネジメントの略語。TQCで組織全体として統一した品質管理目標への取り組みを経営戦略へ適用したもの。
トータルプロダクティブメンテナンスの略語。社団法人日本プラントメンテナンス協会によって1971年に提唱された。機械や設備は急に壊れるものではなく、必ず予兆がある。それを予知して故障を未然に防ぎ稼働率を最高に維持していこうとするのが、狭義のTPM である。
アメリカの統計学者。日本の製造業および品質管理に多大な貢献をした。その功績を称え、デミング賞が設立されている。
小集団活動のステップのひとつ。職場や仕事の問題をあらゆる角度から抽出して絞り込み、改善するテーマを決める。
データ・解析・確認の略語。KKD(=ケイケン、カン、ドキョウ)の反意語として用いられる。
一定の分量。データを数字や量で表したもの。
データの性質、特性を表すこと。
命令管理のこと。組織の上層部が意思決定をし、その実行を下部組織に指示する管理方式。反意語としてボトムアップが用いられる。
特性(結果)に対して、要因(原因)がどのように関係しているかを整理して適切な解決策を見出すように表した図・手法。その形状から「魚の骨」「フィッシュボーン」とも呼ばれる。
特性を数値で示したもの。
次回はナ行です!お楽しみに!