知っている人は復習できて、知らない人には役に立つ、
「知って、得する ! 小集団活動用語集」その④、サ行です。
「さ」行
ムリ・ムダ・ムラの頭文字をとった略語。3ムで見たり考えたりすると問題が発見できる。
直訳すると円であるが、メンバー同士が気楽につき合い、お互いに楽しむグループをサークルと呼ぶ。小集団活動は全員の協力で楽しく進めるという姿勢が大切である。
現場・現物・現実の3つを重視しようというスローガンであり、本田宗一郎氏の主張と聞く。現場に行かないで机上で考える、現物を調べないで推測に任せる、現象を見ないで感覚に頼るでは、正しい問題解決や効率的な作業改善は望むべくもない。
QC 手法(Q7)のひとつ。対になっている2つのデータ間に相関があるかどうかを、点の散らばり具合によって判断し、相関の傾向をつかみ、必要なアクションをとれるようにする手法。
問題が2 度と発生しないようにすること。
「自主管理」のローマ字の頭文字のこと。1967年、富士製鐵の第一回社内大会の名称として使用したのが始まりで、1969 年には、日本鉄鋼連盟に自主管理活動委員会が発足し、日本の鉄鋼業界各社で展開しているQC サークル活動やZD 運動などの小集団活動の総称として「JK活動」と呼ぶことにした。
小集団活動を実践するグループのサポートを務める上司のこと。支援者の関わり方によって、活動が活性化するかどうかが大きく変化する。
命令管理の反意語。やれと言われてやるのではなく、自らPDCAを回して実行すること。
企業内で小集団活動を取りまとめる人。またはその推進者。事務局の活動に対する熱意が活動の活性化を左右する。
職場第一線による、小集団をベースにした、職場(改善)活動のこと。QC サークル、ZD 運動、JK 活動などさまざまな名称で展開されている。
「あれもこれも」と欲張っていろいろ手をつけるのではなく、「あれかこれか」で重点的に攻めるやり方。
新QC 手法(N7)のひとつ。言語データを親近感(親和性)によって結びつける手法。漠然とした問題やバラバラの情報を結びつけることで、問題の所在を明らかにすることができる。
言語データを解析・整理するために開発された手法。従来から存在したQC 手法(数値手法)と区別して新QC 手法と呼ぶ。
次回はサ行の続きです!お楽しみに!