知って得する「小集団活動」用語集 その③

コラム

知っている人は復習できて、知らない人には役に立つ、
「知って、得する ! 小集団活動用語集」その③、カ行の続きです。

「か」行

グラフ

データを図に表すことによって、データの変化や傾向などを視覚化し、一目で分かるようにして情報を早く、正確につかみ、必要なアクションがとれるようにする手法。棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ、レーダーチャートなどが一般的によく用いられる。

グループ

集団のこと。小集団活動の企業での呼称は、グループ、サークル、チームといろいろある。

系統図

新QC 手法(N7)のひとつ。目的と手段(原因と結果)の関係を整理する手法。小集団活動では対策の立案でよく使われている。

現状把握

小集団活動のステップのひとつ。テーマの現状がどうなっているのかを調査し、データで示すことによって、悪さ加減を突き止める。

原因解析

小集団活動のステップのひとつ。問題の原因を洗い出し、分析・解析して核心原因を突き止める。

KKD

ケイケン、カン、ドキョウのこと。合理的・客観的な見通しもなく「ええい、やってしまえ」というのをKKDという。一見悪そうだが、「KKD、エイヤー」で挑戦することができるグループは、良い所もある。

研修

知識や技能を習得するために行う催し。職務上必要な能力を修得する講習会やセミナーなど。何の知識もなしに、何かやれといっても無理であるから、研修の場は大事である。

5W1H

なぜ(Why)なにを(What)どこで(Where)だれが(Who)いつ(When)どのように(How)の頭文字をとったもので、事実を正しく表すことができる手法。イギリスの元新聞記者で詩人のキップリングが考えたといわれている。

効果確認

小集団活動のステップのひとつ。実施した対策の効果がどう表れたかを把握して整理する。

5大任務

Q(クオリティ)C(コスト)D(デリバリー)S(セイフティ)M(モラール)の5 つを指す。企業はこの5 つを任務として利益を上げなければならない。

恒久対策

その場しのぎではなく、核心原因に手を打つことで、根本的に問題を解決すること。再発防止とは恒久対策を打つことである。

講評

日本語の意味は、指導者などが理由を述べながら批評を加えることであるが、小集団活動の発表会では必ずしも辛口のコメントが動機づけになるとは限らないから注意が必要である。

5S

職場で徹底するべき事項を5 つにまとめたもの。職場環境の美化をスローガンに、整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)のローマ字表記の頭文字がいずれもS であることから、5Sという名が付いた。

次回はサ行に入ります!お楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました