CFプログラムの基本プロセス

CFプログラムの基本構成は、PDS(PDCA)のサイクルを2回まわします。1回目の反省を2回目に生かすことで、チームの総合力を開発します。

CF(Ⅰ)は規定課題が与えられます。CF(Ⅱ)は、規定+応用課題の中から、
目標を自グループで自主的に設定し、プログラムに取り組みます。


具体的にどのような研修か

クロス・フィールド(CF)は、4~6人のグループに分かれて、野外に予め設定された目標ポイント(課題)を、限られた用具と情報を活用して探索し、得点を競い合う、競技性を加味した野外行動学習です。CFで成果を上げるためには、チームの総合力を発揮しなければなりません。

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チームを組み

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チャートを分析してメンバー全員で共有し

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設置されている正解を探し得点を競い合う

 

 

緻密な計画

受講者に手渡されるのは、チャートと呼ばれる野外フィールドの地図です。目標攻略に向けてチャートを読み取り、役割分担して細かく緻密に分析し、それを全員で共有することが求められます。

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計画に沿った行動

分析したチャートと目標達成計画をもとに、野外に出てクロスフィールドを実践します。受講者は、役割分担やチームワーク、さらにはそれぞれがリーダーシップを発揮し、計画に沿って考動することが求められます。

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状況変化への対応

CFプログラムは、計画に沿って行動する基本動作だけではなく、​突発的な事象を意図してフィールドに設定しており、受講者には、急な変化への対応力も求められます。タイムプレッシャーの中で、焦らず攻略方法を再計画し、冷静な判断と実行が得点につながり、高い成果を生むのです。

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ふり返りと相互アドバイス

CF(Ⅰ)(Ⅱ)と実践した後、プログラムの最後に「ふり返り」として、自分がどうだったのかを自己評価します。加えて相互アドバイスまたは他者評価(もしくはその両方)を実施することで、お互いに「良かった点」「ここはもう少しこうした方がいい点」を明確にし、「自己客観視」をうながします。これは、一緒に取り組んで行動したからこそできることで、お互いの成長のための課題を教訓抽出します。

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CFプログラムのバックボーン

CFプログラムはモチベーションサイクルの理論を元に設計されています。
人間の行動のもとは意識です。意識が態度を決め、態度が行動を決めます。これはモチベーションの原則で、意識が変わらなければ態度は変わらず、態度が変わらなければ行動も変わりません。その意識は行動を変えることによって変わります。

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行動が変わるためには潜在意識が変わる必要があります。潜在意識を変えるには、知的理解だけでは不十分で、行動的理解・納得が必要になるのです。


クロスフィールド研修は、新入社員から管理職まで難易度を変えて実施しています。
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