活動の問題点(実態調査より)

2015年に当社にて実施した小集団活動の実態調査では、活動の問題点について多くのご意見を事務局様よりいただきました。
その生の声をまとめたものを抜粋して下記に紹介します。

 

小集団活動の意義・必要性の理解
・活性化していない現状からみて、社員の活動に対する意識が低い
・活動の必要性を感じている社員が少ない
・活動に対する意識・理解が足りない

 

トップの問題
・トップ、世話人(管理職)の活動への関心不足である
・トップ交代、出向者、異動などにより、活動への関心や支援状況が変化し、推進体制が整わない
・トップ方針は明記されているが、職場単位で何を期待しているのかがつかみにくい
・活動の方針や人材育成プランが事務局に任されることが多く、真の意味での小集団活動の活性化に距離を感じる


支援者・推進者の問題
・事業場事務局の活動推進に温度差がある。それは上司・組織の温度差でもある
・部署により、活動への理解度と実践に格差がある
・活動に対する工場間の温度差がある。現場長の意識の差でもある
・管理者(推進者)と事務局、管理者とメンバーとの間に考え方の差があり、活動が活性化しない
・支援する管理監督者が活動を理解し、進めようとしなければ活動はうまく回らない
・管理者にビジョンがなく、問題意識も希薄である
・管理者に活動を活性化させたいという思いがない
・管理者(支援者)にもっと積極的に支援に取り組んでもらいたい
・グループだけでなく職場全体で活動を盛り上げることが必要
・運営を事務局に頼り切らず、自主的に運営するようになってもらいたい
・テーマ選定、目標設定をトップダウンにしているが、テーマの与え方が小集団活動にふさわしいか疑問である
・テーマが業務とつながっていない
・製造現場で活動の未経験者が管理職になるケースが増えてきており、活動の重要性を体感できておらず、的確な支援・指導ができない
・年配社員の参加率が低い


リーダー・グループの問題
・リーダーのなり手が少ない。リーダーになるメリットを感じていない
・リーダーだけがやっている状況である
・活動への参画に、熱意・情熱がない
・グループの活動活性度に幅がある
・グループの能力や取り組み姿勢に違いや差を感じる
・グループのレベルに非常にバラツキがある。レベルに応じた指導が必要である
・問題解決レベルの向上
・発表大会のための活動になっている
・報告会がマンネリ化しており、意識向上が感じられない
・月次の進捗報告書が出てこないグループがある

 

事務局の問題
・やらされ感をなくす(与えない)
・やる気にさせる仕掛けと活動を始めるキッカケづくりが必要である
・リーダーおよびメンバーのモチベーションを高める
・事務局として、リーダーおよびメンバーのモチベーションを高める企画ができていない
・リーダーおよびメンバーの負荷を軽減する
・活動がマンネリ気味、業務としての優先順位が下がってきている
・トップの巡回、報告会、表彰金支給など以外の推進の方法
・活動の盛り上げ方、推進の方法
・長年実施しているとテーマ件数がだんだん減ってくる。キャンペーンなどを実施し、テコ入れをしているが質・量ともになかなか増えてこない
・モデルとなる優秀グループの育成
・活動が停滞気味のグループ、管理者が活動に積極的でないグループへのフォローが難しい
・アドバイザー、リーダー、事務局相互の意見・質問・相談の共有
・メンバーの悩みを聞く時間(機会)がない
・グループの実績に見合った評価が必要
・活性化していない現状からみて、事務局の機能が弱い。事務局のレベルアップ
・事務局機能の弱い部署がある
・事業場事務局に経験や能力の差があり、事業場間で活動の活性度に大きな差が出る
・事業場事務局が関心を持ち、積極的に支援や指導をするようにしたい
・事務局が兼任のため、十分な時間が取れない
・部門ごとに評価方法の違いがあり、活動に大きく差が出る​

 

活動時間の確保
・業務多忙の中で、全グループのベクトルを合わせて牽引するのに苦労している
・どの部署も日常業務に追われ、業務が忙しすぎて手がまわらない
・小集団活動は人材育成の要だと頭では分かっていても、実務がからんでくると後回しになりがちである
・小集団活動の必要性は感じてはいるが、他の業務もあり、時間がない
・生産優先になり、活動が停滞してしまう
・業務が忙しく集まる回数が計画より減るグループがある
・活動時間、人員の確保が難しい

 

間接部門の展開
・間接部門のリーダーおよびメンバーへの活動の理解を深める考えや施策
・管理・間接部門への展開が難しい
・事務部門のテーマ選定が難しい

 

活動成果、水平展開
・成果を形に表しにくい
・成果が見えないものも多い
・小集団活動で利益を生み出すグループを増やす
・活動の費用対効果を上げる
・改善施策がやり切れていない
・改善テーマと改善することが目的になり、問題解決の手順、プロセスがない活動ばかりである
・業態が多岐にわたっているため、自部署との関連性が見いだしにくく、良好事例の水平展開が難しい

 

教育研修、人材育成
・研修参加を任意にしているため、活発化してほしい部署に限って関心が薄く、不参加となりがちで活動推進の教育が進まない
・教育や推進は「事務局の仕事」と思われている傾向がある
・各研修終了後の職場での実践
・教育をする社内の人材が不足している
・各工場事務局の後継者の育成
・「自らいろいろなことを学ぶ」姿勢が退化してきている
・「活動は自分のためにやる」ということを分かってもらう